NIKE社 英語茶道研修

去る2/6、養和会 露芯庵にて、アメリカはオレゴンに本社を置くスポーツ用品メーカー、NIKEのエグゼクティブミーティングのために世界中の支社から来日されている皆様に、英語茶道体験を実施致しました。

 

一組約45分という制限の中、薄茶席を楽しんでいただきながら、味岡宗靖先生より千利休居士の茶道の理念を伝えていただきました。

NIKE社はそもそも日本の運動靴オニツカタイガーを欧米で販売するためにブランド名をギリシャ神話の勝利の女神ニケから名づけられました。

曰く、NIKEのロゴ→女神の羽→羽根突きの烏羽玉のお菓子→旧正月ということで、また、平昌オリンピック開催目前ということもあり、五輪の蓋置に槍の鞘建水など、道具組は吉祥とスポーツを趣向として立てられました。

主菓子は亀屋良長の烏羽玉に特注の生砂糖製の羽。ひとつひとつ焼印を施した羽子板菓子器はそれぞれ記念にお持ち帰りいただきました。

 

待合に掛けられた山頭火の句に荒良寛老師の画賛

「JUST DO IT」のチャレンジ精神は自己研鑽を追求する茶道に通じるものであります。

Passerelleのセバスチャン・リモーヌ様、ご紹介下さりありがとうございました。