養和会 秋分茶会

 去る9月24日(日曜)、高田馬場 庵山里 において、養和会 秋分茶会を開催致しました。

予報ではお天気も危ぶまれましたが、陽和院様や社中の皆さんの日頃の行いのお蔭でしょうか、清々しい秋晴れとなり、総勢160名余りのお客様が、五藤宗紫先生の濃茶席、味岡宗靖先生の薄茶席、点心席と順番に巡られて、お楽しみになられました。

 

 濃茶席の床は淡々斎筆の「採菊東籬下」。同じく御父上が「浦の苫屋~」の歌をお箱書きされた陽和院作の「徒然籠」に、宗紫先生が秋草を活けれられました。

 香合は清香院様が勲三等叙勲の砌に御下賜された御菓子をかたどった菊蒔絵の御紋果香合。宗旦銀杏で玄々斎が削られた茶杓 銘「玉馬」とともに、月、菊、そして馬と長月下旬の趣向での御宗家ゆかりの道具組で、連客の皆さまは心地よい緊張感の中、一碗を共にしていただきました。

 

 薄茶席の床では、納屋宗淡筆「心足身常閑」に、平和への祈りを込めて鵬雲斎大宗匠に御箱書きを頂戴した金理有造 虹彩陶製手榴弾型花器に曙草、上臈杜鵑草を軽やかに入れられました。

「何もできませんがせめて手間暇をかけて」と丹精込めて整えられた藁灰に窶れ風炉の趣向が、「なによりの御馳走」と、後の点心席で持ち切りとなっていたご様子でした。

 茶名拝受の記念に拝領したという坐忘斎御家元作のお茶杓銘「關」に清香院手捏ね茶碗銘「未在」、浅井竜介造・黄瀬戸釉粉引茶碗銘「月光」など、宗家御道具と現代の作家の物を取り合わせた道具組は、侘びた風情の中にも男性陣ならではの堂々とした点前で、軽妙洒脱な席主が演出する和やかな空間は皆様の心に残る席となったのではないかと存じます。

 

 点心席では、喜多見の色とりどり華やかなお弁当に間違いのない安定のおだしが効いた汁椀を一献添えて召し上がっていただき、各席の余韻に浸りながら楽しんで頂けたかと思うと幸甚に存じます。

 

お越しくださいました皆様にはこの場をお借りして改めて御礼申し上げます。

 

秋分茶会 濃茶席

秋分茶会 薄茶席

アクセス-LOCATION

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第13回日本文芸アカデミー大賞授賞作品。

 

選評

“裏千家十四代家元、淡々斎の娘として良家に嫁ぐも離縁。波乱万丈の人生への語り口は、清澄にして達見、凛とした潔さをもつ。錚々たる文化人との交流にあって、一番の恩恵は父母の教えであり、茶道を通しての「一期一会」であろう。「この年だからこそ見える景色」を「まず所有欲がなくなった」という至言に敬服”

 

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