「茶花の入れ方教室」

二月二十二日、青山の稽古場にて、五藤宗紫先生による「茶花の入れ方教室」を開催致しました。

茶花とは型が無いようで有るもの。自然に咲いている花を採ってきて、茶室の花入に挿せば茶花になるというわけではありません。花を生かすための最低限の約束事がございます。

普段のお稽古でも、お当番でないとなかなか花を入れる機会が廻って来ないため、多くの生徒さんのご要望にお応えして、この度「茶花ごよみ」など様々な著作のある五藤宗紫先生にご指導頂きました。

おかげさまで当初の募集人数より大幅に定員オーバーしたため、午前、午後と2回講座となりました。

まずは五藤先生による講義の後、デモンストレーション。そして各自で入れていきます。

やはり実際に鋏を使い花入に花を入れるのは勝手が違うようで、与えられた椿と枝ものをどのようにすれば活かせるのか、花入と相談しながら、ほとんどの生徒さんが迷いながら向き合っておられました。

五藤先生が個別にアドバイスをしてまわり、形になった花を床の間に置き合わせ、完成です。

次回は10月に風炉の茶花を予定しております。
ご希望の方は、事務局までお問い合わせください。