平成27年 養和会 稽古始 / 裏千家 初釜式

 

1月も早下旬となりました。

遅ればせながら、乙未の本年も宜しくお願い申し上げます。


1月9日に明治記念館にて行われました稽古始も恙なく終了いたしました。

新年を寿ぎ、皆様の御多幸を祈願して一椀を差し上げる初点茶会は、

養和会の助手の先生方並びにお弟子さん方にとっては稽古始であります。


今年は初めて弥栄子先生が欠席されました。体力的な問題で、長時間のお勤めを控えさせていただきましたが、御招待客並びに古くからのお弟子さん方にはさぞかしさびしく思われたことと存じます。


稽古始が無事に終了したこと、たくさんの方々からご心配のお声掛けをいただきましたこと、弥栄子先生に報告させていただきましたところ、安堵と感謝のお言葉を頂戴いたしました。


本席待合には、狩野養川院法印による猿廻し画賛。

干支は未なのになぜ?と思われた方もいらっしゃったことでしょう。

これは狂言の『靭猿(うつぼざる)』にちなんだ趣向でした。


狂言の家に生まれた子は、猿回しと子猿が登場するこの演目の子猿役で幼児期にデビューし、親子で共演するのが習わしとなっているそうです。


それを知り、弥栄子先生の欠席で、誰よりもさびしい思いを募らせた五藤禮子先生がこの御軸に込められた心中をお察しした次第です。健気な子猿に自分を重ねたのだとすれば、その思いはしかと通じているはずであります。。。


こうして文化は次の世代へと受け継がれていくのですね。


御多忙の中御来場頂いた皆さま、当日お手伝いくださった助手の先生方ならびにお弟子さん方、薄茶席を担当されたNHK文化センターの皆さま、ありがとうございました。

この場を借りて改めて御礼申し上げます。






翌週の16日には、裏千家東京道場にて御家元の初釜式が始まりました。

 

毎年この場でしかお目にかかれないお道具と、坐忘斎宗匠のお点前に釘付けとなる大変貴重で有難いひとときであります。

 

 

祝膳席では宗家御婦人方からお酌を頂戴いたします。禮子先生にとっても恒例行事ですが、今年は弥栄子先生が初めて欠席。宗家の皆さまにもご心配をおかけし、坐忘斎宗匠、大宗匠からはあたたかいお言葉を頂戴いたしました。

薄茶席では北見宗幸先生ご夫妻とご相伴させていただき、大変勉強になりながら、楽しい席をすごさせていただきました。


本年もより一層、茶の湯の心を探究してまいる所存であります。重ね重ね、宜しくお願い申し上げます。


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選評

“裏千家十四代家元、淡々斎の娘として良家に嫁ぐも離縁。波乱万丈の人生への語り口は、清澄にして達見、凛とした潔さをもつ。錚々たる文化人との交流にあって、一番の恩恵は父母の教えであり、茶道を通しての「一期一会」であろう。「この年だからこそ見える景色」を「まず所有欲がなくなった」という至言に敬服”

 

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