炉の名残り 茶事稽古

 

去る4月20日、養和会青山教室にて、鈴木宗幸先生の指導による茶事稽古が行われました。

 
今回は養和会、NHK文化センターと鈴木先生が日頃指導されている生徒さんが大勢応募され、諸事情により午前、午後と前代未聞の1日で2回に分けての稽古となりました。
 
茶事が初めての方ばかりで、いつも稽古で顔を合わす仲間とはいえ、無言の緊張感が漂っています。現在では防災の観点から、ビル内の稽古場や茶室では、炭を使用することができる環境は稀有な存在です。参加された皆様のほとんどが本来の炭手前を初見とのことで、炭を仮置きする稽古との違いを実感されていました。また、4月は五徳を使用せず透木を使った釜になるのも、炉の名残りの季節ならではの風情でしょう。
 
茶事を経験すると全体像がつかめ、稽古での所作の意味がよりよく分かり、ご自分のこれからの稽古に活かされる事と思います。
 
参加された皆様、特に鈴木宗幸先生と水屋指導の今村先生はダブルヘッダーで本当にお疲れ様でございました。
 
養和会では定期的に茶事稽古を開催しております。
日頃師事されている先生とご相談の上、参加ご希望の方は事務局までお問い合わせください。

 

 

 

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選評

“裏千家十四代家元、淡々斎の娘として良家に嫁ぐも離縁。波乱万丈の人生への語り口は、清澄にして達見、凛とした潔さをもつ。錚々たる文化人との交流にあって、一番の恩恵は父母の教えであり、茶道を通しての「一期一会」であろう。「この年だからこそ見える景色」を「まず所有欲がなくなった」という至言に敬服”

 

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