
この度、平成二十四年度 第一回許状式が
養和会の青山稽古場にて行われました。
この日は午後と夕方からの2回に分けて計15人の方々に許状を授与しました。
待合には「拈華微笑(ねんげみしょう)」の掛物が掛けられています。
お釈迦様が皆の前で、一輪の花をひねって見せたところ、誰もその意味が分からず、
ただ一人摩訶迦葉 (まかかしょう)だけが微笑み、その法を受け継いだ故事にちなんでいます。
許状を授与される弟子の皆さんは 塩月 宗芯師から なにを受け継ぐのでしょうか?
曽呂利の花入に 芽吹いてきた柳から透かした椿が春の訪れを感じさせます。

まず、利休像の前で御挨拶。
皆さんが入ったところで塩月 宗芯師と
五藤 宗紫先生が入られます。

このように一人ひとり許状を読み上げていただき
塩月 宗芯師と固い握手をして厳粛に頂戴します。