平成23年度冬季許状式

12月9日金曜。養和会青山教室にて、平成23年度冬季許状授与式が行われました。

今回は四ヶ伝から茶名の方まで計8名の御弟子さんたちが、新たな段階へと進むための許状を塩月宗芯師から授かるべく、表参道の稽古場へお集まりいただきました。

 

 

いつものお稽古と違い、許状式仕様となった各教室。受付での記帳を済ませて待合へ進むと、タイムリーな床飾でおもてなし。

キリストのイコンとX’masな演出に、許状式が初めての人も緊張しないようにとの五藤宗紫先生の御配慮が粋なはからいです。

 

許状式本席。床の間の御軸には必ず利休像に三具足(花入、香炉、燭台)を飾ります。その横置かれているのが御弟子さんたちの許状です。

 

 

 

水指

久宝作 手桶七宝文水指 円能斎箱

茶入とその仕服は、弥栄子先生作。皆さんの門出を道具とともにお祝いします。

 

※画像をクリックすると大きく表示されます(以下同)

主茶碗

九代大樋長左衛門作

光悦 時雨写し 淡々斎箱

 

とてもふくよかなこの茶碗に、今回は坐忘斎家元御好の御抹茶、松花の昔(丸久小山園)が取り合わせられました。

 

茶杓

淡々斎作 

銘 初心

 

「茶人とは常に驕らず、どんな時も謙虚に初心を忘れるべからず」

入門した時の気持ちを今一度思い出して、新たなステップへ進んでもらうための計らいでしょうか。 

 

聖夜と銘が付く、主菓子は塩野製

一人ひとりが輝くようにと、

ツリーに見立てたお菓子の

星が瞬いています。

 

京王カルチャースクール、産経学園、NHKカルチャーセンターなどの生徒さんたち、また、養和会の若い御弟子さんたちにとっては、許状式は塩月宗芯師に指導していただくまたとない機会。

なにぶん高齢な弥栄子先生、許状授与後は椅子に座って御弟子さんたちの手並みを指南します。

 

五藤宗紫先生、河野宗蓉先生によるおもてなしに、一座建立の時間が流れます。

式を終え、お祝いの品と“喜多見”の美味しいお弁当を受け取った出席者の皆さんは、心地よい余韻に浸りながら帰路に着かれました。

 

改めまして 皆様 おめでとうございます。

 

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選評

“裏千家十四代家元、淡々斎の娘として良家に嫁ぐも離縁。波乱万丈の人生への語り口は、清澄にして達見、凛とした潔さをもつ。錚々たる文化人との交流にあって、一番の恩恵は父母の教えであり、茶道を通しての「一期一会」であろう。「この年だからこそ見える景色」を「まず所有欲がなくなった」という至言に敬服”

 

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